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POSレジはクラウド上で使える。管理がしやすい仕組みと製品例3つ

  • POSレジをクラウド化して、管理コストを下げたい。
  • クラウドで使えるPOSレジってどういう感じなのだろうか。機能は十分なのだろうか。
  • できるだけ手軽にPOSレジを使っていきたい。

こうした希望・疑問をお持ちの方向けに、クラウド上で動作するPOSレジについて、その基本的な仕組みから具体的な製品、そしてメリット・デメリットまで一気に解説します。

本記事でわかる内容はこちらです。

  • クラウド上で動作するPOSレジ=クラウドPOSレジの仕組み
  • クラウドPOSレジに分類される具体的な製品3つ
  • クラウドPOSレジのメリット・デメリット
  • クラウドPOSレジ導入の流れ

それでは、基礎的なところから実際の導入方法まで、順に説明していきますね。

クラウド上で動作するPOSレジとは?

クラウド上で動作するPOSレジとは?
クラウドPOSレジ「スマレジ」の使用例

クラウド上で動作するPOSレジは、一般的に「クラウドPOSレジ」と呼ばれます。そもそもPOSレジには、

  • 店舗内のサーバにデータを保管し、店舗の中で完結するPOSレジ=ターミナルPOSレジ
  • クラウドにデータを保管し、店舗では専用レジアプリを使うPOSレジ=クラウドPOSレジ

の2つに分類することができます。前者が従来からあるPOSレジの形態であり、後者がクラウドPOSレジです。

クラウドPOSレジは、一体どういう仕組みなのでしょうか。

売上データ・在庫データ・顧客データはクラウドに保存される(仕組み)

クラウドPOSレジでは、すべてのデータがクラウド上に保存されます。店舗では専用レジアプリを中心にレジ業務を行い、商品が売れると売上データをクラウドに送信します。

店舗にはレジ端末だけがあり、データはクラウドのサーバーに保管される

また、在庫データや顧客データも、クラウド上に保存されます。

店舗のレジアプリ以外からでも、最新の売上や在庫を確認することができるので、複数店舗を経営する会社・オーナーの方が、本部から一括管理することも容易になっています。

どこからでも売上・在庫を確認できる

一方、昔からある店舗内のサーバーにデータが保存されるタイプのPOSレジでは、複数拠点の管理や外部からのデータ確認は、容易ではありません。

専用のネットワークを構築・管理する手間がかかるので、クラウドPOSレジの方が一括管理・外部からの確認が簡単です。

POSレジとしての機能は、従来のPOSレジと同じ

クラウドPOSレジであっても、ターミナルPOSレジであっても、レジそのものの機能に差異はありません。クラウドというと、実体がないように感じがちですが、

  • バーコードリーダーで商品をスキャン
  • 商品を手動で洗濯
  • 金額を手動入力
  • キャッシュドロアーとの連携
  • レシートの印刷
  • キャッシュレス決済

などはすべてクラウドPOSレジでも対応しています。

むしろクラウドPOSレジは、データがクラウドに保管されるという特性から、外部サービスとの連携ができるなど機能がより豊富です。

会計ソフトに売り上げを自動入力したり、在庫管理システムと同期させたり、様々なことがコストをかけずにできるのがクラウドPOSレジです。

いわゆるレジアプリ=クラウドPOSレジ

すでに何度か「レジアプリ」という言葉を使ったのでお気づきかもしれませんが、いわゆるレジアプリは、みなクラウドPOSレジです。よほど小規模に個人が開発しているレジアプリは別ですが、

  • Airレジ
  • スマレジ
  • Square POSレジ
  • STORESレジ

などのレジアプリは、クラウドPOSレジに分類されます。データが各サービスのクラウドに保管されるからです。

クラウドPOSレジのメリット・デメリット

クラウドPOSレジのメリット・デメリット

クラウドPOSレジには、メリットもデメリットもあります。

メリット(維持費用が安価・管理がしやすい)

クラウドPOSレジのメリットは、

  • 維持費用が安価である
  • 管理がしやすく、管理コストが低い

の2点でしょう。

店舗内にデータ保管や集中管理用のサーバを設置しないため、店舗側の負担を格段に減らせます。

システムの更新は、レジアプリの更新だけで済みます。専任のシステム管理者がいなくても、かんたんに最新のシステムを利用できるようになっています。

また、維持費用は、毎月の利用料金のみが基本で、かなり安くなっています。月額1万円前後を想定しておけば大丈夫です。

デメリット(データがクラウド上に保存される)

一方、デメリットもあります。データがクラウド上に保存されるため、データの保管場所を厳重に管理したい企業には向いていません。

また、クラウドとレジ端末の通信が必要なため、インターネット接続が失われた場合に、POSレジの機能が制限されるという問題もあります。

オフラインのクラウドPOSレジでも一定の機能は使えますが、通常通りは使えないということを知っておく必要があるでしょう。

クラウドPOSレジはどれくらい管理がしやすいのか

「POSレジをクラウド化したい」「クラウドPOSレジを使いたい」ということの背景として、POSレジの管理コストを下げたいという方はかなり多いはずです。

クラウドPOSレジは、実際にどのくらい管理が楽なのでしょうか。

基本はクラウドPOSレジアプリのアップデートでOK

クラウドPOSレジの管理はシンプルで、基本は、POSレジアプリのアップデートとなります。

要するに、iPadやAndroidタブレットのアプリストアから、POSレジアプリをアップデートするだけです。スマホを使っている方なら誰でもできるような作業となっており、とても簡単です。

法改正による税制変更もすぐに対応できる

クラウドPOSレジでは、法改正のたびにお店全体を悩ませる税制変更にもすぐに対応できます。というのは、税制変更にあわせて、クラウドPOSレジのサービス会社がシステムを改善・修正するからです。

従来のPOSレジと異なり、最新版のレジアプリを使っていくだけで、税制変更に対応できるため、とても便利ですね。

クラウドPOSレジ導入の流れ

クラウドPOSレジ導入の流れは大きく分けて、次の3ステップです。

  1. クラウドPOSレジサービスの選定
  2. 契約・周辺機器を用意(既存機器の流用も可能)
  3. クラウドPOSレジ運用開始

ステップ1:クラウドPOSレジサービスの選定

まず初めに利用するクラウドPOSレジサービスを選定する必要があります。一般に、クラウドPOSレジは、どれもiPadやAndroidタブレットで使うものが多くなっています。

ここでは、代表的なものを3つだけ紹介します。

代表的なクラウドPOSレジ製品
  • スマレジ:多機能。高拡張性。なんでもできる。
  • エアレジ:完全無料だが、機能は少なめ。小規模店舗向け。
  • POS+(ポスタス) :飲食・小売・美容の3業種向けに最適なプランあり。

他のアプリに関しては被ることもありますが、

も確かめてみてください。

ステップ2:契約・周辺機器を用意(既存機器の流用も可能)

次のステップは、クラウドPOSレジサービスとの契約、そして、周辺機器の調達です。

クラウドPOSレジサービスによって対応周辺機器のメーカーや型番に若干違いがあるため、契約後にサービス会社と相談しながら周辺機器を調達するのが安心です。

クラウドPOSレジは、月額費用は安価なサービスです。しかし、初回の導入費用はある程度かかってしまいます。詳しい導入費用は、こちらの記事を参考にしてみてください。

ステップ3:クラウドPOSレジ運用開始

ここまで準備できれば、もうクラウドPOSレジの運用を始められます。クラウドPOSレジサービスの選定と周辺機器の調達にはある程度時間がかかるため、ここまで1ヶ月〜2ヶ月は必要でしょう。

しかし、その期間が終われば、クラウドPOSレジが使えます。面倒なPOSレジ管理いらずで、従来のPOSレジの機能はもちろん、高度な連携機能、管理機能を使えるようになります。

ぜひじっくりと時間をかけながら、よく検討してみてください。

クラウドPOSレジの特徴・選び方が知りたい方へ

最後に、クラウドPOSレジの特徴・選び方を知りたい方向けに情報を紹介します。

当サイトでは、クラウドPOSレジを中心として、POSレジに関する情報を提供しています。ぜひ他の記事もご確認ください。

株式会社スマレジのPOSレジの教科書も役に立つ

また、POSレジサービスの資料も意外と役に立つものです。株式会社スマレジは、POSレジの教科書というPOSレジに関するホワイトペーパーを配布しています。

POSレジの種類やできること、選び方などを大事な部分に絞ってまとめられた資料です。

無料でダウンロードできますので、POSレジ導入を検討されている方は目を通すだけでも確認してみると良いでしょう。
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以上、クラウドで使えるPOSレジ=クラウドPOSレジについてご紹介しました。POSレジ導入を成功させて、よりよいお店作りを進めてみてください。

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