PR

オフラインのPOSレジは何ができる?オフライン機能でできること

売り上げが分析しやすく、在庫も一元管理でき、便利なクラウド型のPOSレジ。基本的にインターネット接続が前提とされ、オフラインで使うことは必ずしも想定されていません。

POSレジはオフラインでも使うことができるのか。

オフラインのPOSレジで何ができるのか知っておきたい。

オフラインで使えるPOSレジを導入したい。

こんな疑問に答えるべく、本記事では次の内容を解説します。イベントなどでネット環境のない場所でPOSレジを使う方はもちろん、そうでない方もオフライン機能は知っておくと役立ちます。

  • オフラインでPOSレジを使えるかどうか
  • オフラインのPOSレジでできること
  • オフラインで使えるPOSレジが

POSレジはオフラインでも使える

タブレットで利用するクラウド型POSレジは、オフラインでも使えるものが多いです。

「オフライン機能」が付いている

多くのPOSレジでは「オフライン機能」が搭載されており、インターネット接続がない状況でも最低限のレジ業務をこなせるよう設計されています。

ネット環境のないイベントや屋外出店に対応できるものもあり、クラウド型POSレジは、ネットがないと使えないということは全くありません。

確かに売り上げの集計や複数レジ間での在庫共有などは、オフラインのPOSレジではできません。しかし、レジの基本機能だけはオフラインでも使えるものが多いのです。

オフラインのPOSレジでできること

オフラインのPOSレジでできるのは普通「販売」のみです。

つまり、お客さんの購入した商品を記録し、会計することはできますが、それ以外の在庫管理や売り上げ分析などの機能は使えなくなります。キャッシュレス決済も利用できなくなるので、注意が必要です。

POSレジがオフライン時に生じた売り上げは、再度インターネットに接続された際にまとめてクラウドへ送信されます。オフライン時の売り上げも、オンラインへ復帰すれば自動で反映・集計されるので安心ですね。

売上データはオフライン時はPOSレジ内に保存され、オンライン時に各POSレジのサーバーへ送信される

オフラインのPOSレジでできないこと

先にも述べましたが、オフラインのPOSレジでは、

オフラインのPOSレジでできないこと
  • 売り上げの分析
  • 在庫管理
  • キャッシュレス決済

などはできなくなります。利用しているPOSレジや機能によって差があるものの、オフラインでは多くの機能が使えなくなってしまします。

特に、クラウド型POSレジは、名前に「クラウド」が付いていることからも分かる通り、インターネット接続が大前提となっており、会計以外の主要機能は使えません。

もちろん店舗内にシステムを構築するターミナルPOSレジであっても、店舗のネットワークに接続していない限り機能が制限されます。

POSレジというもの自体、相互に接続したり、クラウドとやり取りすることが前提になっているのです。

オフラインでPOSレジを使えるメリット

使える機能が限られるといっても、オフラインでPOSレジを使えることには大きなメリットがあります。

屋外での販売やイベントでの出店にはオフライン機能が活躍

屋外で販売したり、イベントに出店したりする際には、ネット環境が得られないこともありえます。こんなとき、普段店舗でオフライン対応のPOSレジを使用していれば、同じシステムを臨時の店舗でも使うことができ、便利です。

会計が手作業にならずに済むので、間違いも少なく、スムーズに作業できることから、お店にもお客さんにもメリットがあるといえるでしょう。

また、屋外やイベントでネット環境があったとしても、オフライン機能があるPOSレジの方が安心です。混雑していて遅かったり、モバイルWi-Fiを利用して充電が切れてしまった場合でも、そのまま業務を続けられます。

オフライン機能のあるPOSレジ

ここまで紹介したような「オフライン機能」のあるPOSレジを紹介します。

  • スマレジ
  • ポスタス
  • Airレジ
  • ユビレジ

スマレジ

0円から始められるクラウドPOSレジ

スマレジでは、無料プランを含め、全プランでオフラインで販売業務を行えます。

オフライン時の売上データは、スマレジがインストールされたiPad内に蓄積されます。しかし、オンラインに復帰しても自動で売上データがクラウドへ送信されないので注意が必要です。

オフラインからオンラインに戻ったあとは、アプリの設定画面からデータを送信しなければなりません。

ポスタス

全部できるPOSレジ

ポスタスも、オフラインでの販売業務に対応しています。

オフライン時に売上データが、レジ端末内に蓄積されるのはスマレジと同じです。ポスタスでは、それだけでなく、オンライン復帰時に自動でデータが送信されます。

オンライン・オフラインの切り替わりを意識せずに使うことができます。POSレジのオフライン時の動作としては、一番理想的といえるのではないでしょうか。

Airレジ

0円でカンタンに使えるPOSレジアプリAirREGI

エアレジも、オフラインでの販売業務に対応していますが、大きな問題があります。Airレジでは、オフライン時の売上の発生時刻を正しく記録することができません。

オフライン時の売上の発生時刻(会計時刻)は、その売上データが送信された時刻になってしまいます。また、日付が変わってから送信した場合なども、正しく記録されないことがあります。

無料で手軽に使えるAirレジは残念ながら、オフライン機能はやや劣っているのです。

ユビレジ

ユビレジも、もちろんオフラインでの販売業務に対応しています。しかも、オフラインで使える機能が他のPOSレジよりも多くなっています。

オフライン時に売上データを蓄積し、オンライン復帰後に送信することに加え、お客さんに金額を表示するカスタマーディスプレイの使用や日報印刷なども可能です。

今回の4POSレジの中で、もっともオフラインでも使いやすいのがユビレジでした。

オフライン機能はあると便利

オフライン機能はあると便利

POSレジは、インターネットに接続されているのが大前提です。そのため、オフライン機能なんて必要ないだろうと思われるかもしれません。

しかし、災害や障害などでインターネットが切断されたり、もしくは混雑したりした場合に、お店を普段どおり営業できるかどうかは、POSレジのオフライン機能の有無に関係しています。

オフライン機能があれば、レジの場所を移動することすら容易になります。POSレジの更新・新規導入の際には、オフライン機能も選定基準に入れてみてください。

タイトルとURLをコピーしました