「今のレジは売上分析しにくいし、直感的に操作できず使いづらい。レジアプリだと色々できるみたいだが、飲食店で使うのはどうなんだろう。あまり費用をかけたくないので、無料で使えるレジアプリが知りたい。」
こういった飲食店関係者の方へ向けて、飲食店が使うことのできる無料レジアプリを4つ紹介します。
レジアプリの紹介に留まらず、従来のレジとの違いやメリット、選び方など、飲食店のレジアプリ導入に必要な情報をまとめてお伝えします。
お店のニーズを整理しながら読み進めて、最適なレジアプリを見つけてみてください。
【無料】飲食店向け無料レジアプリ4選
飲食店向けの無料レジアプリは次の4つです。
基本機能は、Airレジ・STORESレジ・Square POSレジはほぼ同じです。
スマレジだけ機能が豊富で、有料プランではデリバリーサービスとの連携やセルフオーダーなど様々なことができるようになります。
それぞれ詳しく特徴をみていきます。
Airレジ
Airレジは、リクルートの提供する完全無料のレジアプリです。商品管理とレジ機能、分析機能が中心のシンプルなレジアプリですが、飲食店には十分な機能が備わっています。
iPadとiPhoneに対応しており、アカウント作成後にレジアプリをダウンロードするだけで使えるので、かんたんに導入できます。
≫ 無料でエアレジを試す(無料アカウント登録)
アカウント登録数は64万件ほどでレジアプリとして、かなり大きなシェアになっています。
「商品を登録しておいて、会計時に選択する」ことと分析機能だけで良い飲食店は、Airレジを選ぶのが一番です。
商品ごとにオプション(トッピング)の設定もできるため、飲食店にとっては使いやすいでしょう。
スマレジ
スマレジは、株式会社スマレジの開発する本格的なレジアプリです。iPadで動作するレジアプリでありつつも、幅広い機器に対応し、UberEatsなど外部サービスとの連携機能なども備えています。
無料で使える範囲は、商品管理とレジ機能・分析機能などAirレジと同様です。
しかし、将来的にセルフオーダーシステムを導入したかったり、外部サービスとの連携機能に興味があったりする場合は、積極的にスマレジを選ぶのがおすすめです。
非常に多機能で何でもできるのがスマレジです。無料にこだわるならおすすめしませんが、一度どういったことが可能なのか見ておくと参考になります。無料ですぐ資料がもらえるので、確認してみてください。
≫ 無料でスマレジの詳細資料をダウンロードSquare POSレジ
Square POSレジは、Square株式会社の提供するレジアプリです。完全無料で使うことができ、基本機能はやはりレジ機能・商品管理・分析機能です。
キャッシュレス決済Squareと連携が可能です。Square POSレジを単体で使うこともできますが、Square決済と連携して使うのがベストでしょう。
レジアプリというよりSquare決済の特徴として、Squareは審査が素早く、さらに決済機器のデザイン性が高いことが挙げられます。
おしゃれな飲食店にしたい場合など、お店のデザインにこだわるなら、Square POSレジを使うと良いです。
しかしながら、現金会計のみの場合は、Square POSレジは最適ではありません。こちらも無料で登録できますので、とりあえず試すことはできます。
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STORESレジ
STORESレジは、STORES株式会社(旧:ヘイ株式会社)の提供するレジアプリです。有料プランがありますが小売店向けの機能となるので、飲食店なら無料プランで十分に使えます。
基本機能は、やはりレジ機能・商品管理・分析と他と大差はありません。
Airレジとよく似ているため、基本的にはAirシリーズを使いたいか、STORESシリーズを使いたいかという好みの問題です。無料でアカウント作成すれば、実際に試せますので、AirレジとSTORESレジで迷ったらまず試しましょう。
≫ 無料でSTORESレジを試す(無料アカウント登録)
STORESレジは、ネットショップSTORESとの連携を売りにしていますが、ネットショップを持つ飲食店は少ないでしょう。
キャッシュレス決済としてSTORES決済を使うのでない限り、飲食店が積極的にSTORESレジを使う優位性はないと言えます。
レジアプリと従来のレジの違い
レジアプリを4つ紹介しました。飲食店それぞれにレジアプリを導入したい理由、導入で解決したい課題があるはずです。それでは、レジアプリと従来のレジアプリの違いはなんでしょうか?
従来のレジの問題点・できないこと
従来のレジ(単なるレジスター)では、レジアプリで可能な以下のことができません。(製品によって差があります)
これらができない従来のレジでは、単純に使いづらいだけでなく、売上総額が分かるが、個別の商品がどのくらい売れたか分からないなどの問題があります。
仮に手作業でそれらを分析できたとしても、レジアプリで一瞬で分析できるものを時間をかけて分析するというのは、できればしたくないものです。
飲食店がレジアプリを使うメリット
飲食店がレジアプリを使うメリットは、
の4つです。レジアプリでは、
画面上に表示された商品をタップして、会計対象に追加して会計をする
という流れで会計ができます。
商品の金額を手入力したり、覚えたりする必要がないため、会計が素早くなるのはもちろん、従業員の負担も削減できます。
また、商品ごとの売上がはっきりと分かり、売れやすい商品を時間帯や曜日別の把握もできます。経験から分かる部分ではありますが、客観的なデータも加えることで、より最適な仕込み量の調整、原材料の調達ができるようになります。
レジアプリの多くは、細かく売上データを記録できるPOSレジです。一般的なPOSレジは、導入費用が高額な上に、維持管理も容易ではありません。アプリのアップデートだけで維持できるレジアプリは、便利なPOSレジを負担なく使う唯一の方法とも言えるでしょう。
飲食店がレジアプリを導入する際の選び方
最後に、飲食店が最適なレジアプリを導入するために、知っておきたいレジアプリの選び方をご紹介します。要点をまとめると、
の3つに注意してレジアプリを選ぶことが大切です。
レジ画面で商品を探しやすいかどうか
最も大切なのは、レジの操作感に直結するポイントである「レジ画面で商品を探しやすいかどうか」です。
飲食店ではバーコードスキャンではなく、伝票を見ながらレジアプリ上の画面で商品を選択するのが、基本の会計方法となります。
「似た名前の商品がある」「商品数がとても多い」という場合でも、時間をかけずに素早く商品を見つけられるかどうか、というのはぜひ一度試して確認しておきたいところ。
キャッシュレス決済への対応・決済手数料
キャッシュレス決済の需要は、コロナ禍によってさらに高まりました。
導入するレジアプリでキャッシュレス決済に対応できるかどうか、対応できるとして決済手数料はどのくらいか、を知っておくのことは大切です。
今回ご紹介したレジアプリであれば、どれもキャッシュレス決済に対応可能です。商品の価格帯にあわせて、対応する決済方法を見極め、決済手数料などを確認しておくのが安心です。たとえば、
- 〜1000円:現金・交通系IC
- 2000円〜:クレジットカード
などですね。
セルフオーダーなどの機能(拡張性)
3つ目は、レジアプリの拡張性です。レジアプリでレジ周りが完璧にできれば良い、という場合は気にしなくて良いですが、少しでも
などと考えているのであれば、拡張性にも注意しましょう。
今回の場合、スマレジなら様々なサービスと連携ができますが、それ以外だと
のように制約を受けます。
飲食店向け無料レジアプリまとめ【選び方の例】
以上、飲食店向けに、無料のレジアプリを4つと、その特徴・メリットなどをご紹介しました。あくまでもざっくりとまとめておくと、選び方としては、
というのがもっとも無難でしょう。当サイトでは、各レジアプリを比較していますので、そちらも参考にしてみてください。
また、それぞれ資料請求したり、実際に試したりできます。ぜひよく検討した上で、4つから最適なレジアプリを選んでみてください。
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