PR

キャッシュレス決済導入でかかる手数料は?決済方法20通りで比較

「キャッシュレス決済を導入すると、どのくらいの手数料がかかるのか知りたい。」

キャッシュレス決済を導入すると売上に応じてかかる決済手数料。本記事では、その決済手数料を決済方法20通りそれぞれについて、決済代行業者ごとに比較しました。

本記事の内容
  • キャッシュレス決済20通りの決済手数料
  • キャッシュレス決済代行サービスごとに決済手数料を比較
  • キャッシュレス決済の手数料を節約する方法

キャッシュレス決済を導入するとかかる決済手数料

今回は、次の4つに分けて、キャッシュレス決済の決済手数料を解説します。

  • クレジットカード(タッチ決済含む)
  • 交通系ICカード
  • QRコード決済
  • 電子マネー(iD・QUICPay)

クレジットカードの決済手数料

クレジットカードの決済手数料は、次の通り。

  • Visa・MasterCard・AmericanExpress:決済額の3.24%
  • JCB・DinersClub・DISCOVER:決済額の3.74%

国際ブランドごとに3.24%か3.74%であるのが基本です。しかし、決済代行業者によっては3.25%と3.75%など高めの手数料になっているところもあります。

日本だとVisaとJCBが多く使われているので、手数料が3.24%になるか3.74%になるかはお客さんの使うカード次第になってきます。この記事の最後に解説しますが、手数料3.74%のカードに対応しないという方法もあります。

交通系ICカードの決済手数料

次に交通系ICカードの決済手数料です。その前に、バスや電車に乗るときに使うICカードは主に次の9種類があります。

交通系ICカードの種類
  • Kitaca
  • Suica
  • PASMO
  • TOICA
  • manaca
  • IKOCA
  • SUGOCA
  • nimoca
  • はやかけん

これらの決済手数料は決済代行業者ごとに一律に決まっており、なんと「1.98%〜3.25%」と非常に大きな幅があります。

クレジットカード決済と異なり、どの交通系ICカードでも手数料は変わりませんが、そもそも決済代行業者によって大きく手数料が異なるという特徴があります。詳しくは後で解説します。

QRコード決済の決済手数料

QRコード決済の決済手数料は次の通り。

  • PayPay・LINEPay:月額料金の有無により1.6%もしくは1.98%
  • auPAY:2.6%(2022年10月まで無料)
  • d払い・メルペイ:2.6%(2022年9月まで無料)

PayPayが一番安いという結果になっています。これは国内での普及率を考えれば、すごく納得感がありっます。ちなみに、LINEPayはPayPayに統合されるので、PayPay加盟店になればLINEPayにも対応できます。

PayPayはQRコードを置くだけで簡単に導入でき、ユーザー数も非常に多いキャッシュレス決済です。0円で導入できるのでおすすめです。

電子マネーiD・QUICPayの決済手数料

電子マネーであるiD・QUICPayの決済手数料は「3.74%」が主流です。

iD・QUICPayはクレジットカードに搭載される他、スマートフォンに搭載されることが多い決済方法です。

他の決済方法と比べると高めですが、ユーザー数はそこまで多くありません。なので、そもそもiD・QUICPayには対応しないという方法も考えられます。

キャッシュレス決済代行サービスごとに決済手数料を比較

キャッシュレス決済代行サービスごとに決済手数料を比較

ここまで決済方法20通りの手数料を紹介しましたが、交通系ICなど業者によって大きく手数料が異なるものもありました。そこで、キャッシュレス決済代行サービスごとに決済手数料を比較していきます。

AirPAY・STORES決済・TimesPAY・Squareの4社と、QRコード決済各社との直接契約の場合で比較しています。

決済方法AirPAY STORES決済 Times PAYSquareQRコード決済の直接契約
Visa・MasterCard・AmericanExpress3.24%3.24%3.24%3.25%
JCB・DinersClub・DISCOVER3.74%3.74%3.74%3.95%
交通系ICカード(9種類)2.95%1.98%3.24%3.25%
PayPay・LINEPay2.95%非対応非対応非対応1.6%または1.98%
auPAY2.95%非対応非対応非対応2.6%
d払い・メルペイ2.95%非対応非対応非対応2.6%

これを見ると分かる通り、QRコード決済は直接契約によって手数料を安くすることができます。また、交通系ICはSTORES決済が圧倒的に手数料が安くなっています。

どの決済方法に対応するかはお店が決められますが、できるだけ多くの決済方法に対応したい場合は、「STORES決済+QRコード各社と直接契約」すると手数料を抑えられるでしょう。

初期費用については【内訳あり】キャッシュレス決済の導入費用は?導入後の費用も解説で紹介・比較しました。

決済手数料を節約する方法←2つあります

決済手数料を節約する方法←2つあります

決済手数料は高くても決済額の3.75%でしたが、それでもキャッシュレス決済の手数料が積み重なれば、お店の利益は減ってしまいます。

そこで、キャッシュレス決済を導入する際に、決済手数料を節約する方法を2つ紹介します。

手数料の高いキャッシュレス決済には対応しない

1つ目は、手数料の高いキャッシュレス決済に対応しないという方法。

クレジットカードで言うなら、JCBやDinersClub、DISCOVERに対応しなければ、手数料を抑えられます。そもそもお店で扱う商品の単価が小さいのであれば、クレジットカード自体に対応しないという方法もあり。

決済代行サービス+直接契約にする

キャッシュレス決済の導入は、決済代行サービスを使うと簡単ですが、QRコード決済などでは直接契約よりも手数料が高くなることがあります。

なので「クレジットカード決済は決済代行サービスで対応し、QRコード決済は直接契約する」といったようにすれば、手数料を安くできます。先ほどの「STORES決済+QRコード決済直接契約」がその例ですね。

しかし、契約数が増えると管理が煩雑になったり、入金日が異なったりして面倒な部分も増えてくるので、注意が必要です。管理のしやすさと経費削減のトレードオフになるんです。

簡単とはいえないキャッシュレス決済の導入ですが、ぜひキャッシュレス決済をお店に導入してみてください。

タイトルとURLをコピーしました