「キャッシュレス決済を無料で導入することはできる?」「キャッシュレス決済を導入したいけど、あまりお金をかけられない。」
お金をかけずにキャッシュレス決済を導入したいという方に向けて、キャッシュレス決済を無料で導入できる2つの方法を紹介します。
キャッシュレス決済を無料で導入する際の、条件や注意点もお伝えします。ご自分のお店の状況と照らし合わせながら、読み進めてみてください。
キャッシュレス決済を無料で導入する2つの方法
まず結論として、キャッシュレス決済を無料で導入できる2つの方法はこちらです。
AirPAYやSTORES決済というのは、キャッシュレス決済代行サービスの名称です。2つの方法を順番に解説してきますね。
なお「無料で始められる」と主張するサービスは他にもあります。しかし、それらはアカウント登録が無料であるだけだったり、オンライン専用だったりするので、今回は紹介しません。
AirPAY(エアペイ)の「キャッシュレス導入0円キャンペーン」に申し込む
1つ目は、AirPAYのキャッシュレス導入0円キャンペーン に申し込む方法です。
AirPAYのキャッシュレス導入0円キャンペーンを利用すると、決済端末(カードリーダー)とiPadを無料でレンタルでき、キャッシュレス決済に必要な機器をすべて無料で揃えられます。
本来なら決済端末代とiPad代で5万円以上かかってしまいますが、このキャンペーンだと無料です。なのでもちろん、キャンペーンには適用条件があります。
これらの条件を満たさないと、キャンペーンが適用されません。また、申し込み後に実際にお店に導入していないと実費を請求されるので注意です。
逆に言えば、お店を経営していて純粋にキャッシュレス決済を導入したいという状況なら問題はありません。キャンペーンで経費を抑えてキャッシュレス決済を導入するのは得策です。
キャッシュレス導入0円キャンペーンSTORES決済の「決済端末0円キャンペーン」に申し込む
2つ目は、STORES決済の決済端末0円キャンペーン に申し込む方法なのですが、注意点があります。
この方法は、スマホやタブレット端末(iPad・Android)をすでにお持ちのお店向けです。
STORES決済の決済端末0円キャンペーンでは、決済端末のみを無料でもらえます。なので、決済端末を操作するためのiPadやAndroidタブレットがないと、その購入費用がかかってしまいます。
キャンペーンの適用条件は、AirPAYとほぼ一緒です。
STORES決済も同様に、キャッシュレス決済を手軽に導入したいお店ならば、審査を通過し、キャンペーンも適用されるはずです。
決済端末0円キャンペーンAirPAYとSTORES決済の選び方←交通系ICに注目
AirPAYとSTORES決済どちらを使うかは、次のポイントで判断すると良いです。
店舗で使えるスマホやタブレットを持っているかどうか+交通系ICをお客さんが使うかどうか
理由は、次の表を見るとよく分かります。
つまり、1会計の単価が低くお客さんが交通系ICを使うことが多ければ、STORES決済の方が良いです。
逆に、交通系ICを使う見込みが低い場合は、AirPAYにしてiPadも無料レンタルすると経費ゼロでキャッシュレス決済を導入できます。
どちらにするかはお店の状況に合わせて考えてみてください。ちなみに、上記以外の相違点はほとんどありません。
キャッシュレス決済を無料で導入する際の注意点とまとめ
キャッシュレス決済に対応すれば、お客さんが便利にお店を利用できるようになります。クレジットカードなどが使えるようになることで、高価な商品も買ってもらいやすくなるなどの効果も期待できます。
その一方で、キャッシュレス決済を導入しても売上が増えないと、手数料の分だけお店の利益が減ってしまうという側面も持っています。
お客さん便利さと利益を両立できるには、試行錯誤や工夫が必要かもしれません。ぜひキャッシュレス決済を導入して良い結果を得てください。